今回の記事は、
- 子どもとの距離感で悩んでいる
- 子どもとのコミュニケーションで悩んでいる
- 子どもと共通に楽しめる遊びを模索している
と思っている方に向けた記事になっています。
この記事を最後まで読むと、海釣りを通じて親子のコミュニケーション不足が解消されることで明日への活力が生まれます😄
海釣り始めた理由
小学3年生の息子がいるのですが、ちょっと気難しくて会話が成立しづらいんですよね。
このまま大人になっていくのは寂しいな…
やがて親との距離を置く思春期が来る前に絆を深めたいと思っていました。
親なら皆思うことですよね。
そのためには、
- いろんな体験をさせて喜びを共有したい。
- 年を重ねたときに良き思い出として残してあげたい。
で、その一手段として何がいいか考えました。
当方、海なし県に住んでいるものですから、私も息子も海に対して憧れを持っているんですよね。
年に1回の海水浴を非常に楽しみにしているんです。
海水浴は夏の暑い時期だけですが、もし海釣りを趣味にしたら年中行けて楽しめるのではないかと。
そこから海釣りについて興味を持ち始めました。
海釣りを始めて良かったと思うこと
子どもとのコミュニケーションが深まった
まず、実は海釣りに対して先入観がありました。
- 難しいしそう簡単には釣れない
- お金がかかる
- 遠いし疲れる
という理由から趣味としての選択肢はほとんどなかったのです。
前段の理由で思い切って始めてみましたが、釣り場に行って初めて魚に針がかかり、魚が暴れる度に伝わる竿への重みが嬉しくて、体に電流が走りましたね。
私「やべぇ…マジ楽しい」
子ども「釣れた!釣れた!!」と大喜び!
その時の子どもの笑顔は脳裏に焼き付いていますw

そこから、
- どうやったら釣れるのか
- ○○が釣れたらうれしいよね
- 今度はどこに行こうか
- どこどこでは○○が釣れたらしいよ
こんな感じで海釣りに関しての会話が弾むんです。
そうなってくると、心も開いていくようになり、
- 学校ではどうなのか
- 友だち関係で困ったことあるか
- 先生はどう?
- 好きな教科は
- 学校のどんなところが楽しいか
など、釣り以外のことも話してくれるようになり、結果、息子とコミュニケーションが取れるようになりました。
ズブの素人の私が海釣りを始めて2ヶ月が経ちましたが、
「なぜ、もっと早くならなかったのだろう」
と思っています。
調べるクセがつくようになった

子どもが本を読むようになった
海釣りに関しての本ですが😅
パパは糸の結び方を調べるから、○○(子どもの名前)は海釣りで気をつけなければならない毒の魚を調べてとか依頼するようになりました。
ググるくせがつくようになった
本だと内容が限定的になってしまう場合もありますが、ググれば検索キーワード次第でネットから情報を引っ張ってくることができます。
「海釣り 毒の魚 注意点」
で音声入力検索をしたり、
意味がわからない言葉は語尾の最後に「とは」入れて検索したり、
例:「夕まづめとは」
子どもの検索スキルがかなりアップしました。
家族に喜ばれる
まだ、サバとアジぐらいで、大きな釣果はありませんが、釣ったばかりの魚は最高においしいです。

スーパーで売っているものは解凍して鮮度が落ちているものが多いですが、捕れたての魚はホントに美味しいです。
風味豊かで焼くとふわっとした食感、刺し身はほんのり甘みあと弾力がなんとも言えず美味しい!!
いずれカンパチとか釣って、たらふく刺し身を食べさせてあげたい。
子どもが釣った魚も自分の武勇伝として話してくれるので食卓での会話に花が咲きますw
自然に癒やされる
広い海を眺めていると、
- 世界は広いなー
- なんて自分はちっぽけな存在だなー
- 波の音、海鳥の鳴き声、磯の香りや海の生き物に感動
五感を大いに刺激し、気持ちが穏やかになれるんですよね。
こんな気持は海なし県の人間にしか感じないことかもしれませんが😅

ここは大洗港です。
大変だなと思うこと
それなりにお金がかかる
これから続けてみようと思うと、少なくともすぐ壊れてしまうおもちゃのようなものは買ってはいけません。
かといって、プロが持つような高級なものも不要です。
シマノやダイワなどの有名メーカーの低スペックなものを買っていけばいいのですが、揃えるものが多いので、それなりの初期投資が必要になってきます。
竿、リール、道糸、水くみバケツ、柄杓、コマセ用バケツ、サルカン、スナップ、ルアー、ワーム、仕掛け、フィッシュグリップ、クーラーボックス、タックルボックス、ライフジャケット、玉網、ハサミ、ナイフ...
思いつくものは挙げましたが、他にもっとあるかもです。
全部で3~4万円前後は掛かるかと思います。
いきなり買って、「ちょっと違うかな...合わない💦」となったら無駄になってしまうので、まずは管理釣り場でレンタルで始めてみてはいかがでしょうか。
時間がかかる
私のところからは釣り場まで100km前後で、行く頻度を増やしたいため高速道路は使わず下道で向かいます。
時間は120~150分ぐらいかかるのとガソリン代がかかります。
軽自動車で向かえばコスパいいかもですね。
車中では息子と
- 行き:今日はどうだろうね?どんな魚つりたい?釣り方で試してみたいことある?
- 帰り:今日は楽しかったね。今度は何を釣りたい?今度はどこに行こうか?
など会話を楽しみながら移動し、子どもが寝てしまったらAmazonのオーディブルで聴く読書をしているので移動時間が無駄になりません。
勉強は必須
天候、潮位、場所、竿、リール、道糸、仕掛け、ロッドアクション(ルアーの場合)など、様々な要因があって、それぞれが魚が釣れるように適応してなければ簡単には釣れません。
そのためには勉強は必須です。
どんなことをしているかというと、
図書館で本を借りる
図書館は無料なので海釣りの本をごっそり借りてきます。
似たようなことが書いてある箇所が要点だと思って読み込みます。
kindel unlimitedを活用する
図書館に行く時間が作れない、また、図書館に魅力的な海釣りの本が無かった場合は、980円で対象の本が読み放題になるkindle unlimitedを活用すると大変捗ります。
海釣りのkindle本に関してもラインナップが豊富です。
その中でこの本がunlimitedで有ったのは大助かりでした。
youtubeを観る
海釣り系youtuberのチャンネルが多数あります。
自分に合いそうなチャンネルを登録して寝る前に観る習慣をつけます。
釣り場で上手な人を観察する
上手な人は大きな魚をしょっちゅう釣り上げています。
その人のロッドアクションや装備品などを観察して、真似できるところは真似してみます。できる範囲で😅
邪魔にならない程度に聞いてみる
聞いても大丈夫そうな感じの人なら思い切って「釣れてますか?」と話しかけてみます。
声のトーンで判断しましょう。
一人で釣りを楽しみたい人もいるので、そういった人は挨拶程度で終わりにしましょう。
お店の人に聞いてみる
行きつけの店を決めて、店員さんにいろいろ聞いちゃいましょう。
コロナ禍で釣りを始める人も多く、業界としても初心者を取り込みたいという思惑もあることから親切に教えてくれます。
知ったかぶりしないで始めから「初心者です」と言っておきましょう。
有名どころだと、
家の近くか、良くいく釣り場の近くにあるといいですね。
タックルベリーは中古品の取り扱いがあるので安く済ませたい場合はおすすめです。
おわりに
いかがでしょうか。
それなりの時間とお金がかかりますが、得られるものは大きかったです。
釣ったときの笑顔、帰り道の車中での寝顔。

どちらも記憶に残る私の宝物です。