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ウナギの仕掛けを放置して手長エビざっくざく!埼玉の川で楽しむ夏の二刀流フィッシング

夏の夜、涼しい川辺で過ごす時間は格別なものです。

風が火照った肌を撫で、虫の音が心地よいBGMとなる。

そんな最高のロケーションで、スリリングな駆け引きと、美味しい恵みを同時に楽しめる遊びがあるのをご存知でしょうか。

それが「ウナギのぶっこみ釣り」と「手長エビ掬い」の二刀流です。

今回は、都心からのアクセスも良好な埼玉県某所の河川を舞台に、この贅沢な夜釣りに挑戦してきました。

狙うは天然ウナギ。そして、暗闇に紛れて現れる川の小さな宝石、手長エビ。

「一石二鳥」という言葉がこれほど似合う遊びはありません。

初めての方でも挑戦してみたくなるような、その魅力と一部始終を余すところなくお届けします。

黄昏の川辺から始まる、夏の夜の物語

釣行当日は、まとわりつくような湿気を含んだ風が吹く、典型的な日本の夏の日でした。

陽が傾き始め、空がオレンジ色から深い青へとグラデーションを描く頃、目的地の埼玉県某所の河川に到着しました。

目の前には、ゆったりと流れる雄大な川。

岸辺には夏草が生い茂り、生命の息吹に満ちています。

足場はコンクリートで護岸されているため、比較的安全に釣りができるのが嬉しいポイント。

対岸には住宅街の灯りが見え始め、これから始まる夜への期待感を煽ります。

遠くには大きな橋が架かっており、時折通り過ぎる車のライトが水面に長い光の尾を引いていました。

(撮影日時: 2025/07/06 18:49)

今日のメインターゲットは、なんといっても天然ウナギ

近所の公園からゲットしてきた新鮮なドバミミズをたっぷりと針につけ、オモリと共に川の中心めがけて「ぶっこみ」ます。

あとは、竿先に取り付けた小さな鈴が、ウナギからの便りを知らせてくれるのを待つだけ。

三脚に竿を三本並べ、準備は万端。まだ明るさが残る川面を眺めながら、静かにその時を待ちます。

この、何が起こるかわからない期待に満ちた時間こそ、釣りの醍醐味の一つと言えるでしょう。

静寂を破る鈴の音!本命か?思わぬ珍客の登場

太陽が完全に地平線の向こうに隠れると、辺りは急速に闇に包まれていきました。

川面は黒い鏡となり、対岸の街の灯りや橋の照明を静かに映し出しています。

そろそろ、もう一つの目的である「手長エビ」が活動を始める頃合い。ヘッドライトを装着し、岸際の消波ブロックを照らしてみようかと思った、まさにその時でした。

チリン、チリンチリン!!

静寂を切り裂くように、真ん中の竿に取り付けた鈴がけたたましく鳴り響きます!

「来たッ!」

心臓が跳ね上がると同時に、弾かれたように竿に駆け寄ります。

手に取ると、ググッ、ググンッと力強く、そして重々しい生命感が伝わってきました。

これは間違いなく大物。頭の中は「ウナギ!ウナギ!ウナギ!」の期待でいっぱいです。

慎重に、しかし大胆にリールを巻き上げます。水面でバシャバシャと暴れる魚体。

暗くてはっきりとは見えませんが、細長いシルエットではないような…?

ライトで照らし、岸に引き上げてみると、その正体は…

(撮影日時: 2025/07/06 19:26)

長いひげが特徴的な、**アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)**でした。

(撮影日時: 2025/07/06 19:28)

計測してみると、約38cmのなかなかの良型。

本命のウナギではありませんでしたが、力強い引きで楽しませてくれた嬉しい一匹目です。

このアメリカナマズは特定外来生物ですが、近年は日本の多くの河川に定着しており、ウナギ釣りをしているとよく掛かってくる常連ゲスト。

淡白な白身で、フライなどにすると美味しく食べられる魚でもあります。

再びの激震!今度は和製大物の風格

一匹目の余韻に浸りながら、再び仕掛けを投入。

静けさを取り戻した川辺で、今度こそ手長エビ掬いを始めようと、水際をライトで照らし始めます。

すると、消波ブロックの表面に、細く長いハサミを持った半透明の影がいくつも見えました。手長エビです!小さな網を手に、そっと近づいた、その瞬間…!

ジリリリリリリリーンッ!!!

今度は、先ほどよりも明らかに激しく、長く鈴が鳴り続けます! 慌てて竿を手に取ると、先ほどのアメリカナマズとは比べ物にならない、強烈な引き込み。竿が根元からしなり、ドラグが悲鳴を上げます。

<video controls src=”https://www.google.com/search?q=https://storage.googleapis.com/gemini-prod/images/229079f8-80f4-42f1-a178-0248f76378e9″ width=”100%”></video> (撮影日時: 2025/07/06 19:55)

「こ、これはデカい…!今度こそウナギか!?」

暗闇の中での大物とのファイトは、興奮とスリルが最高潮に達します。数分間の格闘の末、ようやく水面に姿を現したのは、ぬめりとした黒い魚体。

(撮影日時: 2025/07/06 19:57)

釣り上げてみると、大きな口と愛嬌のある顔つきが特徴的な、ニホンナマズでした。

こちらも40cmを超える立派なサイズ。

日本古来の淡水魚の王様ともいえる風格です。

ウナギと同じく夜行性で、ミミズが大好物なため、この釣りの定番ゲスト。

この力強い引きを味わえただけでも、来た甲斐があったというものです。

こちらが本命!闇夜に光る赤い目、手長エビ掬いに熱中

残念ながら、本命のウナギからの魚信はありませんでしたが、夜はまだこれから。

気持ちを切り替え、もう一つの主役「手長エビ」に集中することにしました。

竿先には、アタリを視覚で捉えるためのケミカルライトを装着。暗闇に浮かぶ緑色の光が、なんとも幻想的な雰囲気を醸し出します。

(撮影日時: 2025/07/06 20:07)

水面を渡る夜風が心地よく、遠くに見える街の灯りを眺めながらの釣りは、まさに至福のひととき。都会の喧騒を忘れさせてくれる、最高のデトックスです。

(撮影日時: 2025/07/06 20:27)

さて、手長エビ掬いです。コツは至ってシンプル。

  1. ヘッドライトで岸際の消波ブロックや石畳を照らす。
  2. 暗闇で赤く光るエビの目を探す。
  3. 見つけたら、エビの後ろに回り込み、逃げ道を塞ぐように網をそっと被せる。

手長エビは非常に臆病で、光や物音に敏感に反応して後ろ向きに素早く逃げます。そのため、焦らず、ゆっくりと、しかし大胆に網を入れるのがポイントです。

最初は逃げられてばかりでしたが、慣れてくると面白いように掬えるように!15cmほどの小さな網で、ひょい、ひょいと掬う作業は、まるで宝探しのよう。夢中になっていると、ウナギ釣りのことなどすっかり忘れてしまいます。

(撮影日時: 2025/07/06 20:33)

1時間ほど集中した結果、バケツの中はたくさんの手長エビでいっぱいに!初めての挑戦にしては上出来の、約20匹を捕獲することができました。

エアポンプで酸素を送りながら見てみると、長いハサミを振りかざして元気に動き回っています。

網はこれを買ってよかった。

軽くて取り回しやすいし170㎝まで伸びるので、足場が無くても獲物を狙いやすいです。

釣り具専門メーカーなので品質に安定感があります。

最高の締めくくり!獲れたて手長エビの素揚げは悪魔的な美味さ

ウナギは釣れませんでしたが、ナマズの強烈な引きと、予想以上の手長エビの収穫に大満足で納竿。楽しみは、まだ終わっていません。家に帰り、この獲れたての恵みをいただくのです。

手長エビは、まず綺麗な水で泥を吐かせ、調理前に日本酒に浸けて締めます。

こうすることで臭みが取れ、風味も格段にアップします。

そして、調理法はシンプルイズベストの「素揚げ」。

片栗粉を薄くまぶし、170℃の油で揚げること数分。

パチパチという心地よい音と共に、エビの香ばしい匂いがキッチンに広がります。

殻が透き通るような鮮やかな赤色に変わったら完成の合図。

塩を軽く振りかけて、熱々のうちに一口。

サクッ!

小気味よい食感の後に、エビの濃厚な旨味と香りが口いっぱいに広がります。

これは、もはや反則レベルの美味さ。

冷凍のシーフードでは決して味わえない、鮮度抜群だからこそのご馳走です。

そして、キンキンに冷えたビールを流し込む。

「サイコーーー!!」

思わず声が出てしまうほどの、完璧な組み合わせ。

自分で採ったという達成感が、最高のスパイスとなり、その味を何倍にも引き立ててくれます。

この瞬間のために、頑張ってよかったと心から思えるのです。

まとめ:埼玉の川で、忘れられない夏の思い出を

今回の釣行は、本命のウナ-ギこそ釣れませんでしたが、予期せぬ大物との出会いや、夢中になれる手長エビ掬い、そして絶品の締めくくりと、大満足の結果となりました。

エビを掬いながら、時折鳴り響く鈴の音にドキドキする。この**「一石二鳥」のハイブリッドな楽しみ方**は、一度体験すると病みつきになること間違いなしです。

最後に、これから挑戦してみたいという方のために、今回の経験から学んだ注意点や必要なものをまとめておきます。

埼玉・川の夜釣り【必須アイテム&注意点】

  • 虫除けスプレーは必須中の必須! 夏の川辺は蚊の楽園です。肌の露出を避け、長袖・長ズボンを着用の上、強力な虫除けスプレーを惜しみなく使いましょう。
  • 明かりは複数用意 周囲を照らすランタンと、手元作業用のヘッドライトがあると非常に便利です。予備の電池も忘れずに。
  • 安全第一で楽しむ 夜の川辺は視界が悪く、足元が滑りやすい場所もあります。単独での釣行はなるべく避け、ライフジャケットを着用するなど、安全対策は万全に。
  • 周辺施設の確認を 今回のような自然の護岸では、駐車場やトイレ、自動販売機がない場合がほとんどです。事前に地図で確認し、必要なものは全て用意してから向かいましょう。
  • マナーを守って、未来へ繋ぐ 釣り場にゴミを残さないのは、釣り人として最低限のマナーです。美しい自然と、楽しい釣り場を未来に残すためにも、必ずゴミは持ち帰りましょう。

都心から少し足を伸ばすだけで、こんなにもエキサイティングで美味しい体験ができる場所があります。あなたもこの夏、埼玉の川で、忘れられない夜の冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。

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