高百の床滑の読み方:「高百(たかびゃく)の床滑(とこなめ)」と読みます。
意味についてですが、「高百」は地名で「床滑」は滑らかな一枚岩の川床を意味します。
高百の床滑の良い点
見慣れぬ自然に癒やされる
床滑のようなあまり見慣れない自然美に目も心も奪われます。
行くなら晴れている日が絶対いいです。
全然違いますから。
天然の滑り台がある
木々に囲まれて、透き通った水の滑り台は市営プールのものとは違って楽しめます。
うちの息子は天然の滑り台に物珍しかったのか浮き輪なしで試したところ、お尻を打ち付けまくってお尻が2つに割れたと申しておりました(突っ込み無用)!
天然の滑り台を楽しみたい方は必ず浮き輪のご用意を。
取っ手付きのものの方がベターです。
飛び込みスポットが多数ある
普通の川遊びの飛び込みスポットは数が少ないので皆で順番待ちをしている所ですが、ここは無数にあるので各々気に入ったところでダイブしまくっていますw
川でテーブルとイスを置ける
いつもと違った雰囲気で家族の団らんが楽しめます。
持ってくるのが大変ですけどね😅
無料である
こんなに素敵な場所なのに無料です。
昨今、川遊びスポットは環境維持費の名の元、500~2,000円ほどお金が必要ですが、ここは未だ無料です。
でも、その内、徴収されるんだろうなーと思っています💦
高百の床滑の注意点
トイレが無い
結構重要ですよね💦特に女性。
もちろん来る前に済ませてしまうしかありませんね😅
駐車スペースが狭い
1車線の狭い林道に皆さん停めています。
全部で20~30台ぐらい駐車可能だと思います。
厳密には駐車場が無いということに…💦
ワンボックスで来る方が多く、お互い譲り合いながら通行しています。
気が短い人や喧嘩っ早い人だとトラブルになりそう…
車は切り返しておこう
一方通行なので切り返しが必要です。
時間の経過と共に、狭い道路に車がギッチリ停まると切り返しが出来ません💦
着いたらまず、切り返しをしてから川に向かいましょう。
最悪の場合、帰りたい時間に帰れなくなる場合もあります。
更衣室がない
当たり前といえば当たり前ですが…
女性は車中で着替えるか…男性の大人は車中だと着替えづらいのでラップタオルで着替えをしている人が多かったですね。
携帯の電波が届かない
これだけ秘境度いっぱいの所なので仕方が無いかな…
デジタル断食をしに来たと思いましょう。
ちなみに私の通信環境は格安SIMの日本通信でドコモ網の契約です。
住所と行き方
〒321-1264 栃木県日光市瀬尾の「床滑(中流)」を目指しましょう。
駐車場と案内板
▼奥に行くと小さな看板が見えてきます。
▼看板を大きくしたのがこちら。
▼道路の片側に路駐してます。
床滑の様子
▼こんな感じで木々に囲まれており、川床の岩の上に流れ出る透き通った水に癒やしを覚えます。
▼上流部には大きな滝があります。秘境度が凄い!
▼土日・祝日では多くの家族連れで賑わっています。
▼木陰の箇所も非常に多いです。
▼お風呂のような窪みもあったり、
▼水の透明度も抜群です。
あると便利なもの
ライフジャケット
飛び込みスポットは当然水深が深く、流れも早い所があるので必ずライフジャケットを着用してください。
なぜ、あのとき着せていなかったのだろう…と起こってからでは遅すぎます。
たかだか3千円程度です。
シーズンものですので使用頻度は年に数回程度なので、そんなに壊れるものではありません。
子どもの場合なら成長に連れて着れなくなる場合もありますが。
命を守るためのマストアイテム。
もし持っていないのであれば必ず購入を検討してください。
個人的にオススメなのがAQAのライフジャケット。
おすすな理由は、股下のところのベルトが2本あることで、もし万が一にもライフジャケットが脱げることがありません。
値段も3,000円程度ですのでお手頃です。
うちの息子はこれを着て川遊びを楽しんでいます。
幼児はパドルジャンパーがオススメです。
マリンシューズ(アクアシューズ)
滑床といえどゴツゴツした石もありますので、足の裏が怪我しないようにマリンシューズは必須です💦
コンパクトバーナー・ポット(暖をとれるもの)
ここのウィークポイントは水が冷たすぎる点です。
天気が晴れで猛暑レベルの暑さでないとガチで震えるぐらい。
ちなみに私が行ったときは令和4年8月11日で最高気温35℃。
晴れたり曇ったりしていた日でしたが、かなり体が冷えました。
休憩時に暖を取るようにしましょう。
コンパクトバーナーがあると手軽にお湯を沸かせるので安い袋ラーメンを作ったり、ドリップコーヒーを淹れることができます。
▼アウトドア全般で活用できるので一家に一台は買っておいても損はありません。
▼うちの息子はインスタントラーメンを。
▼私はドリップコーヒーを飲みながら辺りを見て癒やされておりました。
沸かすのが面倒なら沸騰したお湯をサーモスのポットに入れておくと荷物が少なくて済みますよ。
長袖長ズボンのラッシュガード
岩にこすったり、枝にひっかけたりしたときに大きなケガをしなくて済みます。
また、これだけでは無く、ヤマビル対策にもなります。
清流の湿地帯はこの時期はウヨウヨしています。
長袖長ズボンで全身装備しましょう。
まとめ
ここは素晴らしい秘境的な癒やしスポットなので再訪したいと強く願わずにいられませんでした。
しかし、人が集まるとゴミの問題も出てきて汚染されてしまうのではないかと心配でもあります。
1人一人が気をつけるべきで守っている方がほとんどですが、一部少数の人が多く汚してしまうので限界があります。
このような素敵な場所は、地元の人が駐車位置の管理、環境美化活動費等の名目でお金を徴収して、いつまでも多くの人が楽しめる場所として維持してもらいたいものです…