キス釣りというと「思いっきり遠投して沖を狙うもの」というイメージがありますよね。でも、この大黒海づり施設ではその常識は当てはまりません。潮通しが抜群にいいので、足元をちょんちょん探るだけで十分。遠投がいらないということは、投げた拍子に仕掛けごと飛んでいく「投げ切れロスト」や「根掛かりロスト」がまず起きないということです。お財布にやさしく、体力も使わない。だからこそ、初心者にもお子さん連れにもうってつけの釣り方です。
道具も安く、やることもいたってシンプル。コツさえ掴めば面白いように釣れます。それでは、いつ・どこで・どう釣るかを順番に見ていきましょう。
ちなみにこんな感じで釣れました😄
7/5~7/6は怒涛の釣り三昧🎣
— いやきゅー@ミライースで遊ぶ。〜車中泊・アウトドア・読書、わたしの時間〜 (@iyashi_kyujitsu) July 7, 2026
夕マズメ:旧江戸川ウナギ 50cm2本→朝マズメ:東扇島西公園アジ 16匹→昼前から14時:大黒海釣り施設 キス:16匹!
特に大黒のキスは、遠投不要のライトタックルで足元狙いで短時間だけど驚きの釣果✨
手軽なのに感動レベル😄詳細はこちら👇https://t.co/uymT5hjOZs pic.twitter.com/b5vPenOmuY
釣れる時期
まず大前提として、キス(シロギス)は季節で釣りやすさが大きく変わる魚です。真冬は深場に落ちてしまうので、意気込んで行っても渋い思いをします。狙うべきは初夏から秋。特に9〜10月は近場でピンギス(小型のキス)の数釣りが楽しめるので、初心者が最初に挑戦するならこの時期がベストです。
| 月 | 釣りやすさ | ひとこと |
|---|---|---|
| 1〜2月 | ✕〜△ | 深場に落ちて渋い |
| 3月 | △ | ぼちぼち釣れ始め |
| 4~5月 | ○ | 上向いてくる |
| 6〜7月 | ◎ | 盛期。梅雨前後は産卵で浅場に寄り数釣り |
| 8月 | ○〜△ | やや下火。群れに当たれば大釣りも |
| 9〜10月 | ◎ | 近場でピンギス数釣り=初心者に最適 |
| 11月 | ○ | まだ狙える |
| 12月 | △ | 終盤 |
場所取りについて
大黒海づり施設は、横浜港の入り口にある赤灯台堤防の上に建てられた桟橋タイプの釣り場です。施設は大きく分けて、潮通しのいい「外側」、釣りのしやすい「内側」、そして人気の「先端」に分かれています。
ここで頭に入れておきたいのは、キスは一か所にとどまらず回遊している魚だということ。「この場所なら必ず釣れる」というより、「この場所は釣れる時間帯が多い」という認識でいるのが正解です。過度な期待をせず、回ってくるのを気長に待つくらいがちょうどいいです。
場所選びに迷ったら、施設の釣果報告の欄をチェックしましょう。
シロギスが釣れている釣り座が載っていれば、そこを陣取るのが手っ取り早いです。おおむね手前から中央付近で、外側・内側のどちらも釣れやすい印象です。



釣果画面でシロギスを検索しましょう。あとは現地の施設の人に直接聞いちゃいましょうw
釣り方について
仕掛けを落とす場所
用意するタックル(後述)で、フェンスから1〜2mほどの足元付近を、次の要領で探ります。遠投はもちろん、ちょい投げすら不要です。
エサの付け方
ジャリメか青イソメを頭から刺し、垂らしを1cmほどにして付けます。垂らしを短くしておくと、エサだけ取られる「エサ取り」を減らせます。
探り方
- 仕掛けを底まで落とします。
- 仕掛けが着底して竿先が緩んだら、リールを半巻きして底から少し浮かせます。
- その状態で、ゆっくり左右どちらかに5秒ストップ&ゴーを数回繰り返して、また仕掛けを着底させます。
- すぐにリールを半巻きして上記のことを繰り返します。
シロギスは海底のエサを吸い込むように食べるので、「コツコツッ」「プルプルッ」という小気味いいアタリが竿先に伝わってきます。この動作を淡々と繰り返していると、面白いほど釣れますよ。
ただし、キスは回遊があり釣れないときもあるので、ある程度の運は必要です。ただし、回ってきたら面白いほど釣れますw
用意するもの

ロッド
キス独特の「コツコツッ」というアタリを掴むため、そして仕掛けが着底したときの竿先が緩む感触を伝えやすくするため、竿先が柔らかい竿が向いています。
おすすめはグレート鱒レンジャー(マスレンジャー)SP50/150cm。グラスソリッド製でとにかくよく曲がる竿で、感度がいいうえに独特のシナリを楽しめます。3,000円前後で買えて、穴釣りなど他の釣りにも使い回せるのでコスパは抜群です。
リール
1000〜2000番で、シマノ・ダイワ・アブガルシアのものなら間違いありません。価格帯は2,000〜3,000円のもので十分です。
ライン
ナイロンラインの2号で十分です。中でもCN500シリーズのコスパは群を抜いています。
仕掛け
片天秤仕掛けの5〜15cmのものに4号のナス型オモリを付けます。海底には根(岩や障害物)があって根掛かりすることもあるので、予備を3個ほど持っておくと安心です。
針
6〜7号くらいの、キス・ハゼ釣り用の1本針。一般的には市販されているものは2~3本針のものが多いですが、ここでの釣りでは不要です。
エサ
ジャリメか青イソメ。施設の売店で600円で売っているので、現地調達でOKです。
釣れたら:持ち帰り方
せっかく釣ったキスを美味しく食べるには、鮮度を保って持ち帰るのが肝心です。クーラーボックスに氷(凍らせたペットボトルがおすすめ)を入れ、キスが浸るくらいの海水を張っておきましょう(海水を入れすぎると氷が早く溶けるので、ひたひた程度で十分です)。
まとめ

この釣り方をしていてあまりにも釣れるので両隣の方に釣り方を聞かれたので教えたら彼らも釣れ始めて、そのうち付近にはいなくなるんじゃないかって思う程でした😅
キス釣りはアタリが明確で、掛かった瞬間のブルブルという引きが本当に楽しい釣りです。しかも持ち帰れば天ぷらや刺身で美味しくいただけて、家族も喜ぶ。釣って楽しく、食べて美味しい、言うことなしの魚です。
難しい道具も遠投テクニックも要りません。ぜひ足を運んで、たくさん釣ってみてください。
